住宅エクステリアの現場管理をしていたところ
土間コンクリート工事の際に発生した残土を
処分所に運ぶことになったため2tダンプ車の
助手席に同乗させて頂くことに

普段クルマを運転しているとたまに発見する
土や砂利の山があって何となく閑散としている
あの空間に仕事で行けると思い
ワクワクしながら向かいます。

まずは受付


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捨て場のそばにある建物で受付をします

土とか砕石売ってる


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敷地内では様々な大きさの土や砕石など
文字通り山積みに仕分けられて売ってました。

捨て場に移動


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捨て場は別の敷地なので移動。
予想通り超閑散としていて
というか誰もいない。無人。
普通に入ろうと思えば誰でも入れる。

捨てる


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2tダンプ車に積んだ残土を
一気に捨てて終わり。

一体どういうビジネスモデルなんだ?


ビジネスモデルがよくわからなかったので
施工店さんに聞きました。

・残土処分所は商社さんが紹介してくれる

取引をしている商社さんが現場の近くにある
残土処分所を現場住所に応じて都度、
紹介をしてくれるとのこと

・支払いは商社さんへ

残土処分費は商社さんとの買掛金取引にて
支払いをしているとのこと

・残土はリサイクルされる

残土は最終的に埋め立てなどの際に
再利用されるとのこと

ビジネスモデルは土の売買


要らなくなった土や砂利を仕入れて
広大な敷地でそれらを仕分けて販売する

これが残土処分所のビジネスモデルと
思われます。

すごいシンプルですが土を仕分けるのに
物理的な敷地や重機が必要であったり

残土と呼ばれる建設発生土は産業廃棄物に
あたりませんが、不純物が混じってる場合
産業廃棄物に当たるため取扱許可が必要です。

調べてみて感じたのは業界の内部構造が
とてもわかりにくい。情報が少ない。

建設業界あるあるの独特な世界でした。

残土処分業界のイノベーション


danpoo

参照:DANPOOサービスサイト

そんななか、残土処分をしたい人と
残土処分場をマッチングするサービスが
2018年10月にリリースされるというニュースが。

恐らく残土処分に限らず
建設業界にはまだまだ
独特な世界の分野があるはず

そのような独特な世界が若い人の視点によって
新たな価値が再発見され建設×ITの
Con-tech業界が盛り上がっていくことを
期待しています!